Vol.8 【株式会社信栄テクノ】  
  卓越した極小径の穴あけ加工技術に海外メディアも注目  
     
   
 
東京都のお客様である株式会社信栄テクノ様をご紹介します。

信栄テクノ様は昭和28年に創業、東京都大田区に本社を構え半世紀以上にわたり事業を行っておられます。
創業時にはタクシーメーターなど計器類の部品加工をしていましたが、その後、精密小物部品加工、半導体製造装置小物部品加工、ノズル加工などを経て、30ミクロンといった、極小径の穴加工技術が、さまざまな分野の先端部品に活用されています。
主要取引先は、主に半導体関連の企業で、液晶パネルやプラズマディスプレイの開発に関わる部品を多く製造されていますが、その中でも特に加工の困難な極小径の穴あけ加工に特化され、多くの取引先より、その卓越した技術で信頼を勝ち得ておられます。

 
     
   
 
具体的な加工内容としては、主に極小径の穴あけ加工で、0,1mm以下の穴加工が多く、100分の3パイ(φ0.03)、100分の2パイ(φ0.02)、100分の1パイ(φ0.01)、といった最小穴径に関する経験が豊富です。さらに、金属、樹脂、セラミック等、材質にこだわらず加工され、チタンに50ミクロン(50μ)、タンタルに30ミクロン(30μ)、モリブデンに100ミクロン(100μ)等、多種にわたる材質に対する穴加工実績をお持ちです。
0.5mmのシャープペンシルの芯に50ミクロン(50μ)の穴あけをしたり、アルミに50ミクロン(50μ)の穴を、1万2000コあけるような加工もされています。
 
     
   
 
実際にどれ位の小さな穴加工が可能かお聞きしたところ、製品的には10ミクロン以上の穴あけまで可能ですが、今までの最小穴加工記録は、3ミクロンであるという事でした。
Mastercamは主に形状加工と穴あけ加工のNCプログラミングに活用されており、特に穴あけ加工においては、穴加工順位が簡単に修正できるMastercamのドリル機能が非常に重宝しているとの事です。
 
     
   
 
モットーは、今までにお取引先様からご依頼を頂いた、どんな困難な加工であってもギブアップをしなかった事で、今後もこの精神は貫くつもりとお聞きしました。
特に忍耐力を要する微細加工においては、じっくりチャレンジしながら、好きな仕事を楽しみながら取り組んで行きたいと考えていらっしゃいます。
 
     
   
 
極小の穴あけ加工のニーズはたくさんありますが、微細形状加工での切削精度はそれほど認知されていません。
しかし、独自の技術で精度、仕上がりの優位性を作り上げ、競合となるレーザーやエッチングに対抗する加工方法を研究し、より卓越した技術を磨いていこうと考えておられます。

各国のマスメディアは、信栄テクノ様を、以前から注目しています。
国内ではNHKやTV東京のアドマチック天国、テレビ朝日の大胆マップ等でも取り上げられ放映されました。
現在でも日本国内のメディアだけでなく外国のTV局等からの取材を受けています。
このように、信栄テクノ様の高度な微細加工の技術は、日本国内にとどまらず、世界各国から注目を浴びる技術であると言えます。

 
 
 
  2010年 7月23日 日刊工業新聞掲載記事より  
   
 
 
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