VOL.5 “Mastercam”人気TV番組 アメリカンチョッパーで大活躍  
     
“「Mastercamの3Dサーフェイシングツールパス機能はすばらしい。ダガーシールド(アクセサリ)細部を加工するのにそれを使います。パーツはほとんど磨きがかかったような状態で仕上がりクロム処理は最小限ですみます。クロム処理担当者はMastercamがたいそう気に入っています。」”
ジムクイン
プログラマー


オレンジ・カウンティ・チョッパーズ
モントゴメリー
ニューヨーク州



  TVのチョッパーアーティストがMastercamで加工する

アメリカンチョッパーというアメリカのユニークなケーブルテレビのリアリティショーがあります。この番組で、視聴者はオレンジ・カウンティ・チョッパーズ(OCC)社でのデザイナーやメカニストの仕事を見ることが出来ます。同社はユニークなチョッパースタイルのオートバイやアクセサリをデザインして製作している会社です。スチールやアルミを使い、自慢の高度な加工機械を駆使して、全てのパーツを自分たちで製造しています。この番組では、仕事の遅れに時々逆上する大きな体の口ひげ社長が登場し、実際の加工の製造現場を克明に撮影しています。
 
  チャレンジ
  OCC社は、特別限定バイクの少数ラインナップで、2006年には合計120台製造したバイクを、2007年には、生産台数240に達するよう奮闘しています。OCC社はこれらの生産目標を達成するため、製造過程をスリム化する必要がありました。
   
  ソリューション
  Mastercam mill ワイヤー
   
  ベネフィット
  OCC社は、Mastercamを使ってCADソフトウエアで作ったパーツデザインをツールパス・プログラムに切れ目なくトランスレートし、正確かつ効率的にCNC加工機を操作します。
Mastercamは、様々な市場に商品提供できるように事業を拡張するという同社の計画の中心的役割を担っています。
OCC社はSolidWorks, IGESファイルか他のCADファイルからのデザインをMastercamへインポートして、それらをプログラムにトランスレートします。
OCC社はMastercamを使ってユニークなパーツをデザインできるのです。他のプログラムは使う必要が全くありません。
OCC社は生産増大のために、洗練された工具や治具を次々とデザイン、作成するのに、Mastercamを使います。
Mastercamは、生産サイクルを早め、高い品質のサーフェイス仕上がりにします。 またよりなめらかなツールの動きでパーツを高速で切削していきます。
Mastercamの3Dサーフェイシングツールパス機能はすばらしい。パーツはほとんど磨きがかかったような状態で仕上がります。クロム処理は最小限ですみます。
   
  プロジェクト
  アメリカンチョッパーテレビショーでは、オレンジ・カウンティ・チョッパーズ(OCC)社でのデザイナーやメカニストの仕事を見ることが出来ます。同社はユニークなチョッパースタイルのオートバイやアクセサリをデザインして製造している会社です。
同社はとても技術力が高く、セラミックやガラスや12インチのスチールの塊でさえ、最小限の熱で材質をゆがめずに切削できる最新のウォータジェット・システムを利用しています。金属にカッターマーク(軌跡)を残さないでユニークな(蛇のような形をした)排気システムを作るのにマンドレル・チューブベンダーを使っています。卓越したCNC旋盤とミル加工機がこれらのエキゾチックで美しいパーツを切削していきます。
OCC社はSolidWorks, IGESファイルか他のCADファイルからのデザインをMastercamへインポートして、それらを加工プログラムにトランスレートします。Mastercamそれ自身にも、素晴らしいデザイン能力があり、Mastercamのグラフィック環境内でもユニークなパーツ作成を行っています。


●セミプロダクション・バイク
2006年、OCC社は生産力の拡大を始めました。最初のステップとして、バイク製造作業を、新しい100,000平方フィート敷地へと移転し、限定版のバイクをセミプロダクションベースで製造できるようにしました。ジムと彼のスタッフは生産増大のために洗練した工具と治具を作成し、次々とデザインしていくのに、Mastercamを使用しています。例えば、治具は、Mastercamでデザインされ、カスタムバイクを製作するために使われますが、限定バージョンバイク製作のために再びデザインし直します。このカスタム治具があるおかげで、各々のバイクのサイズを、もっともよく乗る人のサイズにちょうど合うように調整できます。その結果、カスタムバイク製造時間を大幅に節約してくれます。「いったん、同じサイズの仕様書で何百台のバイクの製造の準備が出来たら、もうすでにMastercamでデザインした治具があるのです。」とクイン氏は言う。「もう一度仕様書に戻って必要な寸法をコピーし、生産治具製作のためのCNCプログラムを作成することはとても簡単です。」同じ考えが他の工具や治具にも当てはまります。

●アクセサリ生産
OCC社はカスタムパーツ、アクセサリやホイールのデザインを入念に選んで、ファンに最大限にアピールできるものにし、これらを生産ベースにのせます。“Nasty Wheel (最高のホイール)”と、刻まれたオレンジ・カウンティ・チョッパーズのロゴ入りエアー・クリーナー・カバーとOCC社のダガーシールド<*下記写真1、2参照>のコイル・カバーを製造しています。
Mastercamはパーツ製造力を最大限にする中心的な役割をしてくれます。OCC社の特別アクセサリである、ダガーシールドのコイル・カバーは、その一例です。それは、SolidworksでデザインされMastercamにインポートされます。「Mastercamなら、どのような状況でも、パーツを回転、操作して、効率よく加工できるようにしてくれます。加工製品は、ほぼ仕上がり状態で切削され、後はシールドの縁回りを軽く削るだけの状態なので、製造サイクルが早まり、高い品質のサーフェイス仕上りとなり、パーツを高速で切削してくれます。」とクイン氏は述べます。
「最初の何回かは、パーツを試作品として作成しました。全ての工程におよそ6時間かかりました。様々な手順を調節しながら、今では1時間半まで、短縮できました。それでもパーツはそのまま製造にまわせるほどの仕上がりです。」とクイン氏は言う。
●忠実なファン
6年間でディスカバリー・チャンネルの何百万人という視聴者たちは、OCC社が3人の従業員から60人へと成長し、2005年には、依頼によって造られるバイク(番組内では「カスタムチョッパー」と総称される)が80台に達するまでになったのを見てきました。新しい仕事場で、OCC社が2006年に120台だったバイク製造を、2007年には240台までにする予定です。

 
 

1.ツールパス
occ社のダガーシールドはSolidWorksでデザインされてから、Mastercamへインポートされ、ツールパスがCNC加工機のために最適化される。
2.コイルカバー
ダガーシールド(盾に短剣をあしらったもの) ダガーシールドはocc社の主要なロゴサイン。パーツ作成のために、Mastercamが、Haas CNC加工機の操作を作成して最適化する。
3.3Dサーフェイシング
「Mastercamの3Dサーフェイシングツールパス機能はすばらしい。細部を加工するのにそれを使い、8インチと16インチのボールエンドミルで、2つの違う方向に加工していきます。パーツはほとんど仕上りのようになります。」とオレンジ・カウンティ・チョッパーズ社の主任技術者のジム・クイン氏は言う。
4.製造の拡大
OCC社は2007年末までに240台のカスタムバイクを製造する予定。