VOL.7 コンテストに情熱を注ぐ工業高校生たち  
   

↑学生の手で制作されたスプロケット

“「生徒たちはエレクトレーソンコンテストでよく頑張りました。ただ単に極上の設備とMastercamがあったからだとは言いません。私は彼らの創造性をとても信用していました。これらのツールを使うことによって彼らがデザインと信じられないような最小交差の作品を作ることができたのです。」”

ブルースフリーマン
教諭

ネーザン・ヘイル・レイ高校

コネッチカット州



  Mastercamで車輌コンテストに挑む

コネチカット州イーストハッダムにあるネーザン・ヘイル・レイ高校は、生徒数約370名の4年制の小さな学校です。郊外の地域のわずかな財政下では工業教育はしっかりなされていないのが一般的な考えです。
ですがこの学校は例外と言えます。
 
  チャレンジ
  生徒に車輌をデザインさせることを通じて、可能性を追求する工業教育を行う。
   
  ソリューション
  Mastercam ルーター
   
  ベネフィット
  ・加工の全貌を効率よく理解できた。
・生徒がデザインとCAMのスキルを同時に学べた。
・ 構造的な取り組みによって生徒のスキルの習得を飛躍的に早めることができた。
・ 応用的なデザインや加工に取り組むことにより生徒の積極性が向上した。
   
  プロジェクト
  過去6年のうち4回ネーザン・ヘイル・レイ高校(イーストハッダム,コネッチカット州)のブルースフリーマン先生の工業科クラスの4年生が地区エレクトレーソン車輌コンテストで勝っています。このコンテストではエネルギーで運転できる車輌を速さは競わず、電池なしで1時間にどれくらい運転できるかを競います。 このコンテストは基礎的な短期集中でのプログラムの活動にはじまり、それから応用、加工技術と続きます。民間の加工会社並みに早いペースで行われます。

フリーマン先生のクラスに入った2,3年生のうち、数名は既にCADの授業を受けていますが、大半の生徒は受けていません。彼はこの実情を気にしていません。というのは生徒にCADとCAMを同時に教えているからです。生徒たちには作図や2次元のツールパスを作成する難しい作業を継続的に行い、学校に3つあるCNCルーターのうちの1つを使って最後に加工の指導を受けています。フリーマン先生は生徒がMastercamやルーターを使ってソリッドモデリングを熟知するのに2週間程度でできると言います。エレクトレーソンコンテストまで話しを早送りします。フリーマン先生は最高のCAD/CAMを生徒たちに習得させるためロフトやサーフェースに強いMastercamのC02プログラムを使い、車の外側のサーフェイスのデザインを次の大会の1年前に始め、空力設計の最適なカッターツールパスを作成します。
それから翌年のデザインの基準モデルを作成し風穴テストに基づいて再定義します。

秋にネーザン・ヘイル・レイ高校の生徒たちは新しい車輌の拡充をはかり、デザインを作成し始めます。
実際のところコンテストに車輌のデザインや部品加工をしなければならないというルールはありません。しかしながら今日では生徒の熱意次第となっています。生徒がデザインや加工をできるのであればします。それにはMastercamでCNCマシニング用にデザインされツールパスを作成されて、ルーターでアルミを切削したチェーン運転するスプロケットの製作も含まれています。自分で部品を作ることのメリットは最小交差で加工する方法を見つけることにあります。
これで回転する際に重さや抵抗を減らせるので車輌はより遠くに進みます。

生徒たちが5月末から6月初め頃のコンテストでデザインし加工した車輌を扱えるよう間に合うように、毎年大抵3月にフリーマン先生は今年のプロジェクトのすべての部品に関して徐々に意識しだします。フリーマン先生は授業に介入することも助けることもしません。生徒たちが何をすべきか、それをどのように期日に間に合わすべきかについて全てを見出すようになります。

最悪の場合、生徒たちは前年に授業で作った車輌で参加することになります。修正をすることもまた別の経験として活かされます。