ソリッド穴の機能強化
Mastercam 2026では、ソリッド穴を作成するワークフローの設計が変更されています。この新しい設計と後述の追加機能により、穴の管理とカスタマイズが強化されています。
旧バージョンでは、穴の作成は機能パネルの基本設定タブのオプションのみに限られていました。
今回のリリースでは、穴機能パネルが図形選択、穴のスタイル、詳細設定の3つのタブで構成されています。これらのタブに追加された新機能により、さまざまな穴タイプを正確かつ詳細に設計できます。
穴のスタイル タブを使用した穴設定の作成と保存
新しい穴のスタイルタブには、穴の定義に使用できる一連のオプションが用意されています。スタイル、タイプ、穴のプロパティがあります。業界標準のライブラリから選択するか、ユーザー定義モードでカスタム定義の穴を作成してください。カスタムで定義した穴は、再利用するためにユーザー ライブラリに保存できます。
スタイルオプションには、単純、カウンターボア、カウンターシンク、テーパー、ねじ、カスタムが含まれています。
これらのスタイルの選択に加えて、ライブラリモードで作成した穴のタイプとサイズを定義することもできます。オプションは、選択した穴のスタイルによって異なります。
ライブラリモードでは、ほとんどの穴のプロパティのフィールドが編集できなくなります。ユーザー定義の穴を使用すると、穴のプロパティセクションで使用できる設定項目が増えます。