ソリッド穴の選択方法
Mastercam 2025では、穴加工と工程穴あけツールパスのデフォルトの選択処理が異なります。この仕様変更により、穴の選択がより効率的かつ的確で、操作しやすくなっています。この新仕様は、ツールパス穴定義パネルと工程穴あけパネルの穴ページで確認できます。
ツールパス穴定義インタフェースの変更点
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選択ルールが簡素化されました。
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1つのツールパスでタイプの異なる穴を選択できます。
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同一の穴から選択された区間は、1つのフィーチャにまとめられます。
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ソリッド履歴ツリーから選択した場合は、すべての区間が追加されるようになっています。
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選択処理は、Mastercamネイティブの穴フィーチャと中間CADフォーマットからインポートされたフィーチャの両方で同じになっています。
穴区間インターフェースの変更点
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穴タイプでフィルタリングするコンボボックスが追加されました。
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外形の図が強化されており、「使用」、「未使用」、「混在」という3つの選択状態が表示されます。
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穴区間ページは、Mastercamネイティブの穴フィーチャと中間CADフォーマットからインポートされたフィーチャの両方に使用できます。
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選択区間の変更は選択されている穴タイプのみに適用されます。
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穴区間ページの中で選択内容を変更できるようになっています。
工程穴あけインタフェースの変更点
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選択されている穴は色が変わります。
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工程穴あけは、Mastercamネイティブの穴フィーチャと中間CADフォーマットからインポートされたフィーチャの両方に使用できます。
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シード穴が存在する場合はウィンドウ選択が使用可能になります。