図形選択の確認

選択確認機能が新しくなっており、図形選択がより容易かつ正確に行えます。旧バージョンと同様、グラフィック画面上で図形の上にマウスカーソルを移動すると、カーソルの表示が変わり、その下の図形のタイプが表示されます。クリックすると、その図形が選択されます。

Mastercam 2026では、図形の上にマウスを置いてからしばらくすると、カーソルの表示が変わり、選択できる図形の個数が表示されます(非表示の図形も含む)。

  • 左クリックすると、カーソルの下の図形が選択されます。

  • 右クリックすると、次の図のように、選択可能なメニューが表示されます。

    右クリック メニューから要素を選択できたら、ダブルクリックで選択を確定します。マウスホイールをスクロールするか、右クリックするか、あるいはカーソルキーを使用して、選択項目を切り替えてください。要素リストには、図形のレベルも表示されます。

新しい図形選択メニュー。

メモ:
選択確認の図形リストに表示する図形のタイプを制限するには、クイックマスクを使用します。例えば、クイックマスクでサーフェイスとメッシュのみに選択を限定すると、そのタイプの要素だけが図形リストに表示されます。

選択バー選択設定を使用することによって、選択機能をカスタマイズします。選択ダイアログボックスでは、遅延時間、要素の表示方法、メニューのサイズを変更できます。このカスタマイズは、システム コンフィグダイアログボックスの選択ページでも行えます。

選択バーの選択設定。

選択ダイアログボックス。