Mill-Turnで複合面とワイヤーフレームのツールパスが使用可能

Mastercam 2026では、Mill-Turnで複合面粗取り複合面仕上げワイヤーフレームのすべてのツールパスを使用できるようになっています。使用可能なツールパスは下の表の通りです。

複合面粗取り 複合面仕上げ ワイヤーフレーム
走査線 走査線 ルールド
放射状 急斜面 回転
投影 放射状 2Dスウィープ
面沿い 投影 3Dスウィープ
等高線 面沿い クーンズパッチ
取残し 等高線 ロフト
ポケット 緩斜面
プランジ ペンシル
複数面ポケット 削り残し
スキャロップ
ブレンド

Mastercam 2026では、これらのツールパスの従来のインタフェースにセットアップタブが追加されており、Mill-Turnのマシンに合わせたツールパス設定が可能になっています。

新しいセットアップ タブ

基本的に、ツールパス パラメータタブにある一部の機能が、Mill-Turnのワークフローに合わせてセットアップタブに移動しています。軸組み合わせの選択やロータリー軸の設定、平面の選択などです。

これらのツールパスにアクセスするには、ツールパスマネージャを右クリックしてミーリング ツールパスを選択します。

メニューから複合面ツールパスにアクセスする

Mastercam Millでの使用時には複合軸で出力できるツールパスも混じっていますが、Mill-Turnでは出力できないため、Mill-Turnにはそのオプションはありません。このような操作をMill-Turnのマシン グループにインポートしようとすると、警告が表示されて操作はインポートされません。