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- 3Dプリンティングセンター
3Dプリンター導入を
ご検討のお客様へ
現在、3Dプリンターはさまざまな業種での活用が期待されていますが、
まだまだ有効活用されているとは言い難いのが現状です。
機械加工技術で世界のトップを走る日本でもそれは顕著で、
3Dプリンターへの関心が薄く、過少評価されています。
ジェービーエムエンジニアリングは、多くの製造・加工現場への3Dプリンター導入を目指し、
販売だけでなく導入後のサポート、製品完成までのノウハウをご提供するために
3Dプリンティングセンターを開設いたしました。
ここでご紹介する製品はほんの一部ですが、定評のある機種をお薦めしております。
まずは、試作品や治工具製作、ベンチマークのご相談からでも結構ですので、
3Dプリンティングセンターをぜひご活用ください。
主な3Dプリンターのご紹介

世界初! 複合炭素繊維の
3Dプリンター
炭素繊維、ケブラー、ガラス繊維の特殊繊維を組み込むことで造形物の強度は、アルミと同等の強度を実現!ABSの30倍の強度を持ちます。
従来アルミを使用していたパーツの置換えが可能で、製造コストおよび工数の大幅な削減を見込むことができ、ものづくりのプロセスに劇的な変化をもたらします。また、造形設定やデータ処理が極めて簡単。Eigerという独自のプラットフォームを通じ、必要条件に合わせて繊維密度や配置、充填方法がすべて自動で処理されます。
- 複合炭素繊維
3Dプリンター - 材料押出堆積法/
熱溶解積層法(FDM) - 熱で溶かした樹脂で造形する
安全&エコなシステム
特長
-
アルミ切削パーツ並みの強度
アルミ切削パーツ並みの強度持つ部品製造が可能なため、治具や機能パーツといったエンドユース目的で用いることができます。滑らかな表面仕上げ
通常FDM方式の3Dプリンターは、積層痕が目立ち表面が綺麗に仕上げられないことが問題となります。
Markforgedの3Dプリンターは、母材Onyxによって非常に綺麗な表面の仕上がりを実現しています。繊維が反りを抑制
母材Onyxには炭素の短繊維が含まれており、繊維が反りを抑制する働きをするため、非常に反りが少ない造形を行うことが可能です。 -
商品構成
デスクトップシリーズ
- Markforged Onyx One
- Markforged Onyx Pro
- Markforged Mark Two
インダストリアルシリーズ
- Markforged X3
- Markforged X5
- Markforged X7

デスクトップシリーズ MARK TWO 本体

ソフトウェア画面

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]ドローン

[出力サンプル]成形品
製品仕様
仕様 | Markforged Mark Two |
---|---|
造形方式 | FDM |
造形サイズ | 320×132×154mm |
最小積層ピッチ | 100 |
プリンターサイズ | 584×330×355mm |
プリンター重量 | 16kg |
電源・ユーティリティ | 100-240V 150W |
データ転送方法 | USB/cloud |
ソフトウェア | Eiger |
PCスペック(対応OS) | Mac, Win |
使用可能な材料 | CFRP, Fiberglass, Kevlar, HSHT Fiberglass, Nylon, Onyx |
サードパーティ材料使用 | 不可 |

スーパーエンプラ特化の
工業用3Dプリンター
AON社独自の優れた加熱冷却システムで、PEEKやCFPEEKなどの半結晶性樹脂や他の高温スーパーエンプラの性能を損なうことなく安定して造形できます。独立稼働のデュアルヘッド設計を採用し、両方のヘッドで同時に造形することが可能。他の3Dプリンターと比べて最大倍速での造形を可能にします。水溶性サポート材を使用可能なので、複雑な形状も造形できます。
- 複合スーパーエンプラ特化
工業用3Dプリンター - 材料押出堆積法/
熱溶解積層法(FDM) - 独立稼働
デュアルヘッド設計
特長
-
スーパーエンプラ材料の安定造形が可能
ノズル最大温度460℃、加熱ベッドの最大温度200℃まで設定可能。また造形チャンバーの最高温度を120℃にキープすることが可能になり、積層結合がよくなり、エンプラ材料の難点である反り問題も克服できました。大型造形且つ高精度の造形物が実現
最大造形サイズが454×454×640mmもあるので、一度に複数の部品造形や大型造形が実現可能。ノズル径に関して、0.25mmから1.2mmまでオプションが豊富なので、積層ピッチが0.05mmから造形可能 ※(条件付き)。 -
独立稼働デュアルヘッド設計及び自動キャリブレーション機能
独立したデュアルヘッドにより、可溶性サポートなどの複数の材料を使用して部品を設計したり、2つの異なるノズルサイズをすばやく切り替えたりできます。また、自動校正レベリングシステムを使用し、手動調整をする必要がなく、常に正確にキャリブレーションされた印刷が保証されます。

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]成形品
製品仕様
仕様 | AON-M2 |
---|---|
造形方式 | 熱溶解積層法FDM |
造形サイズ | 454×454×640mm |
積層ピッチ | 0.05mm~0.5mm |
ノズル最大温度 | 470℃ |
ベッド最大温度 | 200℃ |
使用可能な材料 | ABS, ASA, Nylon (PA66, PA6, PA12), PC, PEEK, PEKK, PETG, PSU, PPSU, TPC, TPU, ULTEM™ カーボンファイバー、ガラス繊維入り材料 水溶性サポート及びブレイクアウェイサポート材料 |

超精密造形、業界最速の
光造形3Dプリンター
B9 Core シリーズは、ジュエリー、ラピッドプロトタイピング、製造、工業デザイン、エンジニアリングなど、さまざまなアプリケーションに適合するように設計されたプロフェッショナルな3D印刷ソリューションです。とてもコンパクトながら金属・複合材製のため非常に強力で、THK社による日本語のモーションシステムを用いて、たった20分で純プラチナ(キャスタブル)の完璧なジュエリーリングを作り上げることが出来ます。
産業用HD LEDライトエンジンを搭載したB9 Core シリーズは、業界平均の4倍の速さで、印刷速度は1時間あたり100+mmに達します。B9 Core シリーズ3Dプリンターは、最も重要だと思われる4つの機能、速度、シンプルさ、精度、再現性に重点を置いて設計したため、価格以上のクオリティを期待できます。
- 超精密造形、業界最速の
光造形3Dプリンター - 光造形(レーザー方式)
を利用したSLA方式 - レーザー&光硬化性樹脂で
高精細なモデル作成
特長
-
ライトエンジン
多くのSLA3Dプリンターがプロジェクターを使用する一方で、B9 Coreは最先端のライトエンジンを採用。酸素と光で負荷なく滑らかに、一貫した硬さで造形されます。格段に伸びたマシンの寿命も魅力です。全自動造形システム
B9 Core内蔵のPCが全自動で造形を行います。タッチパネルからライブラリ内のデータ選択と設定が簡単に行えます。当社にて設置を行った後は、再調整でマシンに触る必要がありません。 -
高いキャスト性
B9Creations社で独自開発されたレジンは完全な鋳造性を誇ります。アルミやシルバーといったスタンダードな金属はもちろん、プラチナなどの非常に難しい金属においても見事な鋳造性を発揮します。

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]成形品チェック

[出力サンプル]成形品

[出力サンプル]成形品

成形品から鋳造したジュエリー
製品仕様
仕様 | B9 Core 530 | B9 Core 550 |
---|---|---|
造形方式 | STL / SLA | STL / SLA |
造形サイズ | 57.6×32.4×127mm | 96×54×127mm |
XY精度(解像度) | 30μm | 50μm |
最小積層ピッチ | 40~120mm/h以上 | 40~100mm/h以上 |
最小積層ピッチ | 10μm | 10μm |
プリンターサイズ | 267×419×597mm | 267×419×597mm |
プリンター重量 | 17kg | 17kg |
電源・ユーティリティ | 100-240V 500W | 100-240V 500W |
データ転送方法 | USB/Wifi | USB/Wifi |
ソフトウェア | 専用ソフトウェア | 専用ソフトウェア |
PCスペック(対応OS) | Linux, Mac, Win | Linux, Mac, Win |
使用可能な材料 | 光硬化性樹脂 | 光硬化性樹脂 |
サードパーティ材料使用 | 不可 | 不可 |
仕様 | B9 Core 550 |
---|---|
造形方式 | STL / SLA |
造形サイズ | 96×54×127mm |
XY精度(解像度) | 50μm |
最小積層ピッチ | 40~100mm/h以上 |
最小積層ピッチ | 10μm |
プリンターサイズ | 267×419×597mm |
プリンター重量 | 17kg |
電源・ユーティリティ | 100-240V 500W |
データ転送方法 | USB/Wifi |
ソフトウェア | 専用ソフトウェア |
PCスペック(対応OS) | Linux, Mac, Win |
使用可能な材料 | 光硬化性樹脂 |
サードパーティ材料使用 | 不可 |

1㎥造形可能の
超大型3Dプリンター
BigRepシリーズは、産業用ラピッドプロトタイピングからすぐにお使いいただけるデザイン製品まで、さまざまな用途に活用いただけます。お求めやすい価格と簡単な技術で、大型オブジェクトを造形し、アイディアを形にします。
- 1㎥造形可能の
超大型3Dプリンター - 材料押出堆積法/
熱溶解積層法(FDM) - より速く、より精密な
新しいデュアル押出機
-
BigRep Studio
造形サイズ500×1,000×500mmに対応した大型造形エリアを備えつつ、高精度で高速なプリントが可能。
あらゆる場所でのセットアップに適したサイズです。BigRep One
1㎥を超えるプリントサイズに対応するために開発。長時間のプリント、安定した品質、ご満足いただける出来上がりを目指して設計いたしました。 -
BigRep Pro
市場の需要に応える工業用3Dプリンター。機能試作・複合工具・最終用途製品など、そのすべてにおいて期待に応えます。本装置は最先端のボッシュ社製レックスロスCNCモーションコントロールシステム、新しいMetering Extruder Technology (MXT)、密閉された造形チャンバー、温度制御フィラメントチャンバーを含む新しい特徴を持ち合わせています。
特長
-
より速く、より精密な新しいデュアル押出機
従来の造形材料、BigRep高温度フィラメントおよび新しいフレキシブル造形材料を高速そして精密にプリントします。広々と柔軟にスプールホルダー
スプールホルダーはすべての一般的なスプールサイズに対応しており、8kgまでの複数のスプールを収容できます。残量感知システムにより、スプールが少なくなるとユーザーに通知します。 -
高速性&精度 MXT
BigRep社が新たに導入している Metering Extruder Technology(MXT:メータリング・エクストルーダー・テクノロジー)は抜群の速さと精度を誇ります。最先端の押出機により材料積層の究極のコントロールが実現し ユーザーはすべての用途において最高の品質を実現することができます。

BigRep One 本体

[出力サンプル]オブジェ

[出力サンプル]チェア

[出力サンプル]ホイール

[出力サンプル]ホイールキャップ
製品仕様
仕様 | BigRep One |
---|---|
造形方式 | FDM |
造形サイズ | 1005×1005×1005mm |
XY精度(解像度) | -- |
最小積層ピッチ | 400μm |
プリンターサイズ | 1850×2250×1725mm |
プリンター重量 | 460kg |
電源・ユーティリティ | 208-240V 16A |
データ転送方法 | -- |
ソフトウェア | 専用ソフトウェア |
PCスペック(対応OS) | Mac, Win |
使用可能な材料 | PLA, HT, HS, PETG |
サードパーティ材料使用 | 可 |
あらゆる用途で活用されている
3Dプリンター

内部構造や動作状況を確認するための試作品を3Dプリンターで作れば、金型不要で短期間・低コストで作成でき、評価することが可能です。製品開発のリードタイム短縮につながります。

射出成形やプレス成形に用いる型(金型)を、3Dプリンターで作成することで、短期間、低コストを実現します。

製品の多品種小ロット化に伴い、製造現場で使う治具の多品種化も求められています。3Dプリンターなら治具を短納期で製作でき、追加工や設計変更にも柔軟に対応可能。複雑な形状や軽量化も容易にできるため、生産性の向上につながります。

商品企画の際に3Dプリンターで立体模型を用意すれば、完成イメージが共有できます。特にデザインプレゼンテーションでは、仕様書やイラストだけで伝えるより、インパクトの強い訴求ができます。

一品ものの特注品、少量生産品、交換部品などの最終製品をダイレクトに3Dプリンターで製造すれば、型の製作工程が不要に。コスト削減するとともに製造リードタイムを短縮し、顧客が必要とする個数を適時に納品できます。

3Dプリンターで建物を短期間で忠実に再現可能。施工主へのプレゼンテーションでは、早期に完成品のイメージを共有することができます。内部構造の把握もしやすく、工法の検討にも役立てることができます。
これからの3Dプリンターに不可欠な
DFAM™(デーファム)のご紹介
積層造形の特長を最大限に引き出し、
「今までにない凄い製品」づくりをリードする DFAM™
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DFAM™(ディーファム)とは、「Design for Additive Manufacturing(付加製造のための設計)」の頭文字を取った略称です。DFAM™は3Dプリンティング(アディティブ・マニュファクチャリング)の機能を最大限に活かすための設計ガイドラインでありツールであると言えます。正しいデータ設計なしには、いかに優秀な3Dプリンターや正確なセッティングであっても、最大の成果を得ることはできません。コンピュータ計算にとってのプログラミングのように、3DプリンティングにとってDFAM™は不可欠な存在といえます。
3Dプリンティングに期待される成果
- 製品の軽量化
- より高いコストパフォーマンス廃材の削減
- 3Dプリント時間の最適化
- 廃材の削減
プラス造形のためのデザイン
これまでの3D造形についての一般的なフロー


これからの3Dプリンティング業界スタンダード
フロー(DFAM™)


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DFAM™のプロセスを適用することで、3Dプリンター造形ビジネスの価値は倍になり、その効果は非常に大きいものになります。DFAM™の例としては、3Dプリンターのビルドプレート上にパーツを配置するような簡単な操作もあれば、より優れた効果を得るためにCAE解析の結果を反映させたり、3Dプリンティングによってのみ作成可能なパーツを造形したり、プリントするパーツを最適化したりするような複数の段階的な操作も含まれます。
DFAM™の修得には、何年にも及ぶ3Dプリンティングの経験が必要となります。3Dプリンティングセンターでは、最高の3Dプリンティングを手早く活用したいお客様のために、DFAM™専門スタッフによる支援サービスを提供しています。 -
3D造形の評価の2つのカテゴリー
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プリント品質
造形サイズ
表面仕上げ
オーバーハング
サポート材の取り易さ
変形(造形精度)
コストと造形速度
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パフォーマンス
重量(軽量化)
振動/ノイズ(削減)
強度(向上)
熱発散
導電性
劣化防止
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プリント品質
DFAM™実例
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実例1
電車の振動削減を目的としたマルチスケール構造デザイン
- 電車製造会社のために作り上げたデザイン考案
- 位相的に最適化され、列車固有の振動数で振動波の伝搬を停止する構造
- 迅速なTPU造形を視野に入れたDFAM™
- さまざまな形に嵌まり込むようにマルチスケールデザインを採用
- 従来の材料やフォーム材よりコンパクトで軽量
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振動抑制ユニット
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ユニットを板に適用した例のソフトウェア画像
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ユニットを板に適用した例の成形品
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実例2
ピストンエンジンの接続アーム
- 54%の大幅軽量化
- シミュレートされた応力予想図に基づいて位相数学的に最適化(日本初)
- DFAM™の目標はSLM式造形を使ってより高い性能で美的ユニークな造形を作り出すことです
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元の形状の応力分布にトポロジー最適化した形状の解析結果
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徐々に形状が変化するラティス構造
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左の画像の成形品
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- Filament Extruderは、PLA、ナイロン、PEEK等の幅広い素材に対応。求める性能のオリジナルフィラメントを製作することができます。
- 不要なプラスチックやフィラメントはSHR3D ITでリサイクルできます。工業用のシュレッダーで細断し、Extruderに使用すれば、新たなフィラメントに生まれ変わります。
- 外注が不要なため、コスト削減や時間短縮につながります。
汎用プラスチック(ABS、PE等)/エンプラ(ナイロン、PC等)
スーパーエンプラ(PEEK、Ultem等)、他多数