CAM(キャム)とは
CAM(キャム)とは、Computer Aided Manufacturingの略で、日本語では、コンピュータ支援製造と訳され、製品の製造をすることを指し、CADで設計・製図した図面を基に、NCプログラムを作成するシステムです。出力されたNCプログラムは、NC制御工作機械に送られて実際の加工がおこなわれます。マシニングセンタと呼ばれる工作機械は、NCと呼ばれるプログラミングによりコンピュータ制御されており、そのNCプログラムを計算するソフトウェアの事をCAMと言います。
2DCAM
平面的なポケット加工や輪郭加工および穴あけ加工のための2軸同時移動データを出力。形状データはCADから2次元図面データを使用する。
NC旋盤、ワイヤーEDM、レーザー加工機、プラズマ加工機などにも使用される。
2.5DCAM
2Dに加えて、平面輪郭に断面を付加した加工および、側面から見た輪郭形状加工のための2軸同時移動データを出力。
3DCAM
2軸同時から3軸以上の同時移動データを出力。形状データはCADから3次元データを使用する。複合旋盤にも用いられる。