製品や加工技術に関連する用語をご案内します

用語集

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AGV

  • アルファベット順

Automatic Guided Vehicleの略。無人搬送車もしくは、無人搬送ロボットの事。

API

  • アルファベット順

Application Programming Interfaceの略。ソフトウェアの機能の一部をほかのプログラムが利用できるよう、そのソフトウェアが公開する関数や手続きの集まりの事。

APT

  • アルファベット順

Automatically Programmed Toolsの略。数値制御工作システムの事で、数値制御用のプログラミング言語のひとつ。

CAPP

  • アルファベット順

Computer Aided Process Planningの略。コンピュータ支援による工程設計の事。

CSG

  • アルファベット順

Constructive Solid Geometryの略。空間領域構成法。ソリッドモデリングで使われる技法のひとつ。

CUI

  • アルファベット順

Character-based User Interfaceの略。コンピュータへ出す命令や指示をユーザーがキーボードで何かしらのコマンドを入力して行動を指定出来るもの。キーボードでしか操作できない画面。

DXF

  • アルファベット順

Drawing Exchange Formatの略。Autodesk社が開発したファイル形式のひとつ。バージョンが異なるAutoCAD間のデータ互換を目的として作成された。

EXAPT

  • アルファベット順

Extended subset of APTの略。数値制御用のプログラミング言語のひとつ。

FAシステム

  • アルファベット順

Factory Automationの略。工場における生産工程の自動化を図り、人が介在しなくてもすむようなシステムのこと。

FMS

  • アルファベット順

Flexible Manufacturing Systemの略。異なる製品をひとつの精算ラインで作ろうとするやり方。

GUI

  • アルファベット順

Graphical User Interfaceの略。コンピュータへ出す命令や指示をユーザーが画面上で視覚的に捉えあらかじめセットされたプログラムが作動する。マウスや指などで操作できる画面。

IGES

  • アルファベット順

Initial Graphics Exchange Specificationの略。異なるCAD間でデータ交換する際に使用する中間ファイル・フォーマットのひとつ。

ISO

  • アルファベット順

International Organization for Standardizationの略。国際間の取引をスムーズにするために共通基準を決める事。この期間が定めているのがISO規格であり、国際取引がない会社にも適用される。

JIS

  • アルファベット順

Japanese Industrial Standardsの略。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格の事。

NC

  • アルファベット順

Numerical Controlの略。工作機械などを数値データを与えて制御する方式の事。数値制御する機械を、NC工作機、NC装置、NC旋盤、NCフライス盤、などと呼ぶ。

OpenGL

  • アルファベット順

Open Graphics Libraryの略。ハードウェアやOSに依存しない、2次元/3次元コンピュータグラフィックスライブラリー。3次元CADや3次元コンピュータグラフィックスソフトなど高性能なグラフィックス処理が必要なアプリケーションソフトで利用される。

redo(リドゥー)

  • アルファベット順

undo操作によって失われたものを取り消す事。

STEP

  • アルファベット順

Standard for the Exchange of Product model dataの略。IGESに代わり主流となっている異なるCAD間でデータ交換する際に使用する中間ファイル・フォーマットのひとつ。

undo(アンドゥー)

  • アルファベット順

過去に行った操作を取り消す機能。

アーク溶接

  • あ行

空気中の放電現象を利用して、同じ金属同士をつなぎ合わせる熔接方法。

アセンブリ

  • あ行

レイアウト図などから要素をばらした設計や既存部品から組み立てを行うこと。組み立てる工程や組み立てたもの。

アップカット

  • あ行

フライス盤やマシニングセンタで材料をボールエンドミルなどで切削する方法。⇔ダウンカット
切屑が上方向に排出されるように削り、工具の回転方向と工具の進行方向が同じ切削方法。

アディティブマニュファクチャリング

  • あ行

付加製造のことで、AMとも呼ばれる。金属や樹脂を積層、凝固させて立体物を作りだすこと。⇔除去加工

粗加工

  • あ行

粗加工とは、荒加工とも表記され、工作物の素材から仕上げ代を残し、不要部分を除去するための加工工程。高い精度を出すための前準備となる加工工程。

アンダーカット

  • あ行

成形品を金型から出す時、型を開く方向のみでは離型出来ない凹凸形状のこと

鋳型(いがた)

  • あ行

鋳物(いもの)を鋳造(ちゅうぞう)するときに溶かした金属を注ぎ入れる型。

鋳物(いもの)

  • あ行

高温で溶かした金属を、型に流し込み冷やして固めた製品のこと。

エッジ

  • あ行

境界、端、ヘリ、ふち、刃物の刃などの意味。

エディター

  • あ行

コンピュータ上でデータの作成や編集(edit)を行うためのソフトウェアの事。

円弧

  • あ行

円周上の二点によって区切られた円周の部分。

円弧補間

  • あ行

NCプログラムの指令のひとつ。経路が円弧で移動する制御の事。

追い込み加工

  • あ行

切削機械加工の途中で狙いの寸法に達していないときに、必要量の切り込み加工などを行う事。

送り速度

  • あ行

工具を移動させる速度の事。切削速度と共に適切に設定しないと、工具の破損や加工精度の低下などを招く。

オフセット量

  • あ行

基準線から離れている寸法の事。目標加工寸法からの補正量の事を指す。

加工の座標軸

  • か行

X方向(左右)、Y方向(前後)、Z方向(上下)

金型加工

  • か行

マシニングセンター等で、金型の鋼材を削ること。

紙テープ

  • か行

鑽孔(さんこう)テープなどと呼ばれるコンピュタの情報を記録するために使われた紙媒体。当社社名ロゴの初期デザインは紙テープから発想を飛ばして創設者がデザイン。

干渉

  • か行

機械部品、ジグ、工具などがぶつかること。

工具補正

  • か行

NC工作機械に装着できる様々な工具の長さや径を認識し、座標を補正する事。

公差

  • か行

工学において、許容される差の事。

工作機械

  • か行

機械を作る機械(マザーマシン)。切削、研削、せん断、鍛造、圧延等により、又は電気、その他のエネルギーを利用して金属、木材、その他の材料を有用な形にする機械。

サーフェイス

  • さ行

1980年代にコンピュータ上で表現されるようになった立体表現変換。ワイヤーフレームで閉じた領域を面で表現したもの物体の形状を面によって定義することをサーフェイスモデルという。厚みを持たない面で構成された立体のため、体積情報を持たず、最終的にはソリッドに変換して使用される。

3次元切削加工

  • さ行

横移動のX軸、縦移動のY軸、奥行き移動のZ軸といった3軸を同時に制御し、工具の位置決めをして加工する方法。主に、立体的かつ複雑な形状の生成時に用いられる。

シーケンス番号

  • さ行

TCP(送信データが相手に届いたか都度確認しながら通信する事)で送信されるパケットに付けられる通し番号。 シーケンス番号を受信する事でパケットの正しい順番やエラーの確認ができます。

Gコード

  • さ行

加工を行うために設定するNCプログラムの一種。ワンショットとモーダルがあり、一般的に、G0~G99番のコードがある。

シェーディング

  • さ行

光の角度と光源からの距離を考慮して色を変化させ、実写のような効果を得る処理のこと。

ジグ

  • さ行

加工時などに工作物を固定する道具のこと。治具と当て字を使う場合も。

シミュレーション

  • さ行

現実の物体などを模擬的に再現すること。シミュレーションソフトウェアを使用することで加工前にPC上で切削をし、部品、ジグ、工具の破損や機械のクラッシュを防ぐことができる。

収束計算

  • さ行

同じ式を使い、繰り返し計算し、収束させること。Excelにはゴールシークという数式により得られる結果を逆算することができる収束計算の機能が標準で備わっています。

主軸

  • さ行

工作機械の中で最も主要な軸のこと。旋盤では材料を取り付ける、フライス盤では工具を取り付ける軸のこと。スピンドルやシャフトとも呼ばれる。

主軸回転数

  • さ行

NCフライスやマシニングセンタで実際に指令しなければならない条件のひとつ。1分間当たりの主軸の回転数。単位はrpm。

心押し台(芯押し台)

  • さ行

旋盤や研削盤のベッド上にあり、センターと呼ぶ器具で工作物の一端を支える台。

スウィープ

  • さ行

コンピュータによる形状モデリングにおいて平面断面形状を平行移動あるいは回転移動して三次元形状を生成する操作のこと。これらの移動操作を掃引(そういん)と呼ぶ。

数値制御工作機械

  • さ行

NC工作機械と呼ばれ、数値制御(素材に対する工具経路や加工工程などを数値情報)によって操作される工作機械のこと。

スプライン

  • さ行

製図などに用いられる一種の自在定規で、しなやかで弾力のある細長い板。平面上の通過すべき点でたわみを支えると、それらを結ぶ滑らかな曲線が得られる。

3DCAD

  • さ行

ワイヤーフレーム、サーフェイス、ソリッド3つの表現が出来る。

制御点

  • さ行

コントロールポイントのこと。

切削加工

  • さ行

切削工具を使用して材料を除去する加工のこと。

旋盤

  • さ行

加工したい素材を回転させ、固定された刃物をあてることにより削りだす機械。円筒形状の加工に特化している。

ソリッド

  • さ行

1990年代にコンピュータ上で表現されるようになった立体表現変換。サーフェイス(面)で閉じられた領域に、中身の詰まった体積情報を持ったもの。

ダイカスト

  • た行

溶かした非鉄金属を金型に圧入して部品を量産する鋳造法の一種のこと。

ダウンカット

  • た行

フライス盤やマシニングセンタで材料をボールエンドミルなどで切削する方法。⇔アップカット
切屑が下方向に排出されるように削り、工具の回転方向と工具の振興方向が逆の切削方法。

タレット

  • た行

旋回式の刃物台のこと。

鍛造(たんぞう)

  • た行

塑性(そせい)加工のひとつで、金属材料に圧力を加えて成形する方法。ゴルフクラブなどが鍛造でつくられている。

チェイン

  • た行

端点同士がつながった図形要素を一括で選択できるMastercamの選択機能。

鋳造(ちゅうぞう)

  • た行

溶かして液体にした金属を型に流しいれ、冷やし固める加工方法のこと。鋳造に使用する方のことを鋳型(いがた)といい、製品のことを鋳物(いもの)という。

テーパー加工

  • た行

細長い構造物の径、幅、厚みが先細りになっている形状を円錐状に加工すること。

ドラフト

  • た行

製図のこと。

ドリル

  • た行

穴をあけるための切削工具のこと。

トルク

  • た行

ある固定された回転軸を中心にはたらく、回転軸の周りの力の量。ねじりの強さのこと。

トレランス

  • た行

モデリング精度、図形要素の座標値の精度の事。絶対精度と相対精度がある。

ねじ切り

  • な行

切削工具を用いてねじを削り出すこと。

汎用フライス盤

  • は行

テーブルにセットしたワークを、主軸に取り付けたフライスやエンドミルにて切削加工を行うための工作機械であり、フライス盤の操作を手動で行うタイプのこと。

フィーチャー

  • は行

単位の形状を積み重ねることでモデリングを行う

ベジェ曲線

  • は行

複数の制御点から得られる1次曲線で元々は自動車の設計のために考えだされた曲線を描く数式のこと。

ボールエンドミル

  • は行

切削加工に使うエンドミルの一種であり、先端が球状で主に3次元加工やR加工など曲面を切削するために使用。

放電加工

  • は行

電気エネルギーを熱に変えて金属を溶かす加工方法。

マシニングセンタ

  • ま行

中ぐり、フライス削り、穴あけ、ねじ立て、リーマ仕上げなど多種類の加工を連続で行えるNC工作機械

モーダルGコード

  • ま行

次の指令が来るまで有効であり続けるコード。

モデリングトレランス

  • ま行

3次元CADにおいて、収束計算実行の際に用いる許容値。一般的には距離は0.001mmから0.01mm、角度は0.5°程度になっていることが多い。

ワイヤーフレーム

  • わ行

1970年代初期にコンピュータ上で表現されるようになった立体表現変換。点と線で3次元の形状を表現したもの。

ワンショットGコード

  • わ行

指令すると1回有効になるコード。