2軸から5軸・複合加工まで、モノづくりのあらゆる加工に対応 Mastercam2026 新機能紹介

Mastercam Mill

工具マネージャーの改良

工具マネージャーが改良されました。ツールとホルダーを作成するインターフェイスが新しいファンクションパネルに置き換えられました。

テーパー付きらせん進入

オプティラフ加工とダイナミック加工の進入らせん動作にテーパーオプションが追加され、加工の効率化に寄与します。

ドリル穴中空の処理

穴加工ツールパス作成時に、穴区間の中空部分の選択を制御できる中空を含めるチェックボックスが追加されました。

バリ取りの強化

バリ取りのコーナー処理のアルゴリズムが改良され、無駄な退避をせずに切削できるように、動作が自動的に接続されるようになりました。

Mastercam Mill 3D

3DHSTの深さ指定

深さ指定のメニューで途中のフラット部を自動検出し、加工できるようになりました。手動設定も可能です。

Multiaxis

リンクの最小化

複合軸ポケット加工の「リンクの最小化」で、進入動作を減らし、効率的な加工を行います。

Mastercam Lathe

旋盤GTC工具のインポート

汎用工具カタログ(GTC)パッケージからの旋盤工具データのインポートに対応しました。

旋盤ドリルのグラフィック平面表示

旋盤ドリルで深さ・ドリル点・移動高さ・退避高さなどのグラフィック平面表示が可能になりました。

Mastercam Mill-Turn

新しい旋盤センターデザイナー

Mill-Turnにおいて、心押台やタレットに取り付ける回転センターと固定センターの両方を作成できるようになりました。

共通

シミュレーションの強化

ベリファイの動作情報タブに操作情報パネルが新設されました。また、テクスチャーの反射率調整や再生速度調整の改良など、より操作しやすくなりました。

Mastercam Design

ロフト面の改良

ロフト面コマンドに新機能が追加され、サーフェイスを滑らかにブレンドできる設定が増えています。

ソリッド穴機能の強化

ソリッド穴を作成するワークフローの設計が変更され、穴の管理とカスタマイズが強化されています。

システム

選択確認

選択確認機能が新しくなり、多様なデータが混在しているデータにおいて、目的の図形選択が容易かつ正確に行えます。

平面マネージャの改良

平面マネージャのデザインやオペレーションが一新され、グループ化できるようになるなど、ファイル内の平面が整理しやすく改良されました。

レベルマネージャの改良

レベルマネージャのデザインやオペレーションが一新されました。ツリー状の構造となり、グループ化できるようになるなど、整理しやすく改良されました。

フリーハンド選択

グラフィック画面上の要素を、マウスボタンをドラッグすることでフリーハンド選択できます。